不動産UIのコールドテスト — レントロール・重要事項説明・物件詳細・入居審査
賃貸管理のレントロール、重要事項説明と賃貸借契約の署名締結、消費者向けの物件詳細+内見予約、そして入居審査ワークフロー。B2B 運用とB2C ポータルと法的文書、3つの作法が混ざる業界を4枚で踏破しました。
不動産 の cold test、4 画面のまとめ。
なぜ不動産UIは難しいのか
不動産は「金額の運用画面」「法的文書の締結画面」「消費者向けのマーケティング画面」「審査ワークフロー」という、視座も作法も全く異なる4種類の画面を同じ業界が抱えています。レントロールでは入居率・賃料・滞納・契約更新を俯瞰する密度、賃貸借契約は宅建士の重要事項説明と当事者の署名→ロック→覚書、物件詳細は写真ギャラリーと内見予約という B2C 寄りの作り、入居審査は属性・収入要件・書類確認の多段ワークフロー。床の柔軟さが問われる業界です。
ここで結晶化した部品
不動産4枚で再利用された/後段の公共・行政の審査ワークフローと合流して 3-confirm を満たした部品です。
- SignedRecord (proto)#61
賃貸借契約の締結→ロック→覚書、という法的文書の作法。後の医療 SignedRecord と同じ paradigm の最初の手組み。
- ApprovalWorkflow (2回目)#63
入居審査の多段承認ワークフロー。会計の経費精算(#39)に続く2回目の手組み、後の公共・行政で 3-confirm。
- Rent roll table#60
入居率・賃料・滞納・契約更新を1枚で俯瞰する DataTable の使い方。金融・会計・保険の運用画面と同じ床。
入居審査(#63)は不動産単独では結晶化しませんでしたが、公共・自治体窓口(#75)と給付金審査(#76)と合流して「審査ワークフロー」として 3-confirm を満たしました。
不動産 の全ラウンド
不動産 カテゴリの 4 画面を、ラウンド順に並べています。各カードから cold AI が組んだソース、解説記事、デスクトップ/モバイルのプレビューに飛べます。

/property-management医療を7枚やり切って、全く別の**不動産**へ。1枚目は賃貸管理会社のレントロール——管理物件の入居率、部屋ごとの賃料・契約者・状態、滞納、更新/退去予定を俯瞰する運用画面。医療とは真逆の、金額とテナントライフサイクルの世界。

/lease-contract#60 のレントロール(運用ダッシュボード)と別の、**法的文書の作成・締結**画面。賃料・特約を組み立て、宅建士が重要事項を説明し、当事者が署名して締結——締結したら**覚書でしか変えられない署名記録**になる。

/property-listing#60 運用・#61 契約 と全く別の、**消費者向けの visual+予約**ページ。賃貸ポータルで入居希望者が見る物件詳細。写真・間取り・賃料・設備・内見予約——B2B 画面ばかり作ってきた連載で初めての、マーケティング寄りの画面。

/rental-application#60 運用・#61 契約・#62 消費者 に続く不動産4枚目。賃貸の入居審査——申込を受け、属性・収入要件・書類を確認し、多段階の承認ワークフローを経て承認/否認を決める画面。
この業界が gunjo に残したもの
不動産は、「同じ業界の中に運用・法務・消費者・審査の4作法が共存する」というパターンを群青に残しました。署名→ロック→覚書というパラダイムは、後の医療 SignedRecord と同じ作法。審査ワークフローは ApprovalWorkflow の3回手組みの2回目になり、後の公共・行政で実装まで到達しました。1業界で複数の床を同時に試せる、いいテストケースになっています。