小売・ECのコールドテスト — POS・棚卸・レジ締め・返品・入荷・メンバーズ
EC 商品詳細、POS レジ会計、実地棚卸、レジ締め日次精算、返品処理、入荷検品、メンバーズ/ポイント/ランク/クーポン。売る・数える・締める・巻き戻す・受け入れるという小売の5作法に、最後はモバイル toC のロイヤリティを重ねた7枚です。
小売・EC の cold test、7 画面のまとめ。
なぜ小売・EC UIは難しいのか
小売は「同じレジ画面」のように見えて、売る・数える・締める・巻き戻す・受け入れるで作法が全く別です。POS は税率別内訳と現金不足のブロック、棚卸は理論在庫との差異検出、レジ締めは金種別実査と過不足、返品は逆取引と払戻テンダーの整合、入荷検品はバーコードスキャンと発注照合。どれも「タブレットや端末の前で立ち作業をする人」の手触りに耐える必要があります。後半の toC ロイヤリティ(航空マイル・鉄道ポイントに続く3つ目)では、残高/ランクの主役ブロックの手組みが3回目に到達し、LoyaltySummaryCard がコンポーネント化しました。
ここで群青に加わったコンポーネント
小売7枚で実装に到達したコンポーネントと、後段の医療や物流に効いた汎化シードです。
- ScanInput#46
バックヤード入荷検品で形になったバーコードスキャン入力。後の医療3点認証(ScanGate)の祖型でもある。
- LoyaltySummaryCard#118
残高・ランク・特典を主役ブロックに圧縮できる消費者向けカード。航空マイル(#116)・鉄道IC(#117)に続いて #118 で 3回確認を満たし実装。
- POS pattern#42
税率別内訳・現金不足ブロック・タブレット375px のカードレイアウトという POS 固有の作法を群青のキャンバスで組み立てた最初の証拠。
- EditableDataTable#43
実地棚卸の理論在庫×実数の差異検出。会計のインライン編集グリッドが棚卸でもそのまま効いた。
ScanInput はこの後、物流の picking / put-away / shipping、医療の与薬3点認証まで、業界の壁を越えて再利用され続けています。LoyaltySummaryCard は鉄道IC・航空マイル・タクシー会員でも自宅扱いのコンポーネントになりました。
小売・EC の全ラウンド
小売・EC カテゴリの 7 画面を、ラウンド順に並べています。各カードから cold AI が組んだソース、解説記事、デスクトップ/モバイルのプレビューに飛べます。

/product条件はいつも通り(出荷している npm パッケージ+docs サイトだけ。ソース非公開)。EC(物販)は #1〜#30 で一度も触っていない、まったく新しい画面の種類です。

/pos`tsc`/`build` 緑・console 0・375px(タブレットレジ想定)でカードレイアウト・税率別内訳が正確・現金不足で会計ブロック・h1 1個。

/stocktake「1業界は最低3〜5枚・可能な限り違う内容・業界特有UIを最優先」という方針で、#42 レジ会計(売る側)と**真逆**の画面を選びました——バックヤードの在庫オペレーション。売上でなく、数えて照合する。

/register-close「1業界は最低3〜5枚・可能な限り違う内容・業界特有UIを最優先」という方針。#42 レジ会計(売る)、#43 実地棚卸(数える)に続いて、今回は **締める**——一日の終わり、ドロワーを数えて理論残高と突き合わせ、レジを締める作法。売上を立てる画面でも、在庫を数える画面でもない、**現金照合の画面**。

/returns「1業界は最低3〜5枚・可能な限り違う内容・業界特有UIを最優先」という方針。#42 売る・#43 数える・#44 締める に続いて、今回は **巻き戻す**——売った取引を逆にたどる、取引の取り消し。同じ小売でも、レジ会計とも棚卸とも締めとも違う作法。

/receiving「1業界は最低3〜5枚・可能な限り違う内容・業界特有UIを最優先」という方針。#42 売る・#43 数える・#44 締める・#45 巻き戻す に続いて、今回は **受け入れる**——納品をバックヤードで検品して在庫に計上する、入荷の物流。小売5枚目で、ようやく業界の判断が立体的に見えてきました。

/retail-rewards航空マイル #116・鉄道ポイント #117 に続く、小売ポイント。今回の見どころは——**残高やランクを見せる「主役ブロック」が、3回目の手作りになるか**です。
この業界が gunjo に残したもの
小売は、「スキャン×照合」を扱うすべての画面のキャンバスと、消費者向けロイヤリティの主役ブロックを群青に残しました。ScanInput は元はバックヤードの入荷検品から来たコンポーネントが、医療の患者リストバンド3点認証まで滑らかに使い回されています。LoyaltySummaryCard は残高 / ランク / 特典を一つの主役ブロックに圧縮できる消費者向けのキャンバス。「業界専用」と思った形が、たいてい業界を越える──それを最初に強く示した業界です。