AI にログイン画面を作らせたら、直したバグが消えていた(やってみた #5)
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解説記事
AI にログイン画面を作らせたら、直したバグが消えていた(やってみた #5)
やってみたシリーズ: 自作のデザインシステム
@gunjo/ui(群青)を、群青を一度も見たことのない AI に実際の画面で組ませていく連載。#1 設定画面〜#4 ダッシュボード に続いて、今回はログイン/サインアップ——誰もが作る、検索数の多い画面。
今回は条件を1つだけ変えた。渡すパッケージを、出荷物そのもの(直前まで直していた最新版)にした。 #3 で見つけた、全体に共通する欠陥——Tooltip を使う ~28 コンポーネントが provider 無しで、サーバー側の事前描画(SSR)でクラッシュする問題(#52)——を直した版です。条件は相変わらず「パッケージ+docs だけ・ソースは見せない」。そして今回は 「TooltipProvider で包め」というヒントを、あえて渡さなかった。
お題
中央寄せの認証カード。タブで Sign in / Create account を切り替え、メール+パスワード(表示トグル)、Remember me、サインアップ側はパスワード要件のライブ表示とインライン検証。
結果 — 4.5/5(シリーズ最高点)、そして欠陥が消えていた
npm run build 成功、static prerender、コンソールエラー0。
予備知識ゼロの AI の報告で一番効いたのはこの一文:
provider もラッパーも要らない。 ふつうの client ページでそのまま動く。サーバー側の事前描画(SSR)でのクラッシュなし。
#2〜#4 は毎回 <TooltipProvider> を手で巻かないと落ちていた。#52 を直したら、次の #5 は何も巻かずに通った。 全体に共通するバグが消えたことを、次のテストが勝手に証明してくれた。これがこのシリーズの設計:欠陥を見つけ → 直し → 次の回で消えたことを確かめる。スコアボードが目に見えて良くなる。
効いたのも豊富で、Form/FormGroup/FormLabel/FormMessage の構成、PasswordInput(表示トグル内蔵)、PasswordRequirementList(要件のライブ表示)、aria-invalid 標準対応——「認証フォームに要るもの」が型付きで一式そろっていたと。
粗さ — 残り0.5点と、パターンの宿題
正直な粗さも出た:
- docs のコード例が fetch に映らない(既出 #50・未デプロイ)— 使う人は同梱の TS 型で救われる
Tabsの既定がrounded-lg border+TabsContentがp-4=カード内に埋めると二重枠/二重 padding(border-0 p-0で回避)。Button既定がw-fit(全幅はw-full)。軽微だが docs 非記載-
AuthTemplate(既存の認証パターン)がw-[1280px] h-[720px]固定で画面幅に追従できず、予備知識ゼロの AI は使わず、手で中央寄せカードを組んだ → #55
最後のが本質的。群青は "認証パターン" を持っているのに、それが固定枠で使い物にならなかった。 これはまさに、いま進めている方針——パターンを、予備知識ゼロの AI に作らせるテストで作り直す——の生きた理由。この #5 の手作りログインこそ、磨いて出荷すべき、画面幅に追従する認証パターンの候補です。
学び
AI に使わせる → 粗さが出る → 大元(SSOT)で一貫して直す → また使わせて、消えたか確かめる
#5 でループが一周して閉じた。#52 を直した効果が、次の画面で「provider 要らず・4.5点」として返ってきた。そして次の宿題(固定枠パターン #55)も同じ画面が差し出した。盛らず、直し、また試す。完成に一歩ずつ近づくのが見える——それが alpha のいま見せたいものです。
次回予告(やってみた #6)
- データテーブル+フィルタ(Table / Select / Pagination / Badge)— 管理画面で頻出のやつ。
試す
- gunjo.jp / npm
@gunjo/ui/ GitHub - 前回まで: #1 / #2 / #3 / #4
- まとめ記事: 群青(@gunjo/ui) / なぜ要るのか: AI 時代のデザインシステム論
- GunjoUI by UIXHERO
まだ alpha、粗削りな青。粗さが出るたび直します。Issue 歓迎。
この連載は、作者が AI(Claude と Codex)と協働で制作しています。実験・検証の設計、判断、公開前の事実確認は人間が行い、実作業と下書き執筆は AI が担っています。
使用した @gunjo/ui コンポーネント
この画面のソースが直接 import しているコンポーネントです。
cold AI が組み上げた実コード
ファイル名をクリックでソースを展開できます。
